スルメ、ですな。

GRiPのアルバム「ten」が絶賛、ヘビロテ中です。
久々に好きな言葉を書く人に出会えて、実は結構嬉しかったりしています。
上っ面じゃなくて、現実をしっかり見据えた上での、前に進む言葉が書ける人は本当に素敵。
辛い事にしか触れない言葉も、辛い事に一つも触れない言葉も、私に取っては何のリアリティも、無い。
(きっとこれが一般世間から隔離されて行く最大要因になってると思うのですよ/笑)
そして、私はいわゆる一般的な恋愛の歌詞も、そんなに好きじゃなくて。
特に「過去を振り返って、涙して、ヒロインになりきってます」みたいな歌詞が、本当に駄目で(笑)。
「だからなによ?」とか平気で思っちゃうわけなんですよ(最低だな、この人)。
一つの感情に固執するのが、どうも好きじゃない。そんなに人の感情って単純じゃない気がするから。
「悲しい」と思っている頭の片隅で「明日の予定」を思い出してみたり。
「楽しい」場面の中で急にわけも無く「孤独感」を感じてみたり。
「終わり」に向かいながら「次の始まり」を探してみたり。
そうやって色んな感情がごちゃごちゃに総動員されながら、人は生きてるんじゃないかなと。
まぁ、何を書きたいのか、またよくわからなくなってきましたけど(おい/笑)。
私は、今この時にこの言葉達に巡り会えて、本当に良かったと思ってます。


思いを乗せて遠く飛ばすシャボン玉 いつしか弾けてしまうと分かってたよ
生憎伝える方法は他に知らない だから何度でも何度でも歌えるさ Oh yeah
冬を越えて眠りから覚めて バカみたいにまた立ち上がった
START ME UP,START ME UP この声が君に届くまで


…GRiP「STRAT ME UP」