旅立ちました

愛機の豆腐が朝イチ、修理センターに向けて旅立ちました。
長ければひと月は帰って来ない豆腐。出来るだけ早く帰って来るといい。
んで。
豆腐を見送った後、センチメンタルな気分になりながらも外出。
ヤボ用を済ませて、前々から気になってたカフェでお茶。
アイスチャイが美味しかった。あれならスパイス苦手な人でもイケる。
帰りに紀伊国屋書店で「クロノス・ジョウンターの伝説」を買ってきました。


お芝居で観た後だったんで、やっぱり役者さんの顔と声がフラッシュバックするんですよね。
3本の中では、やっぱり「鈴谷樹里の軌跡」が好きです。
ラストの展開といい、文章にちりばめられた感情といい、私好み。
「吸原和彦の軌跡」に関してはある意味、純愛すぎて怖かった。
果たして人はそこまで出来るのだろうか、と。
助けられた方は命が助かっても、その為に犠牲(助けた方の心境はこの際おいとく)になったもう一つの命を背負って生きることになる。
しかも助けてくれた本人には二度と会う事が出来ない。
それは人が背負うには余りに重い。
主人公の狂気じみたエゴという名の愛が、救いがなさすぎる。
アンハッピーエンドが嫌いなわけじゃないけど、これは悲しすぎる。
というわけで、個人的には意外な仕掛けでハッピーエンドの「鈴谷樹里の軌跡」が良かった。