キャラメルボックス20周年記念公演「TRUTH」@新神戸オリエンタル劇場

郵便物の再配達とかがあったもんで、変な時間に起きちゃって、15時半過ぎにバタバタと出発。
途中、郵便局に寄って通帳の作り替えをして、阪急に飛び乗ったのが結局4時で。
会場に着いたのは、6時だったんですよ。
今回、初めてだったんですが(映像としてはかなりの本数見てますが)、舞台は迫力が違いましたね。
私ね、この公演だけはどうしても観たかったんですよ。キャラメル作品の中では1、2を争う重い作品。
他にも上川隆也が出てるとか岡田達也主演とか、ヨコシマな理由も若干あったんですけど(笑)。
それを差し引いても、この作品はすごく観たかった。
全体を通して、みんなそれなりの重荷を背負って、自分なりの答えと真実を探す。
最終的にもハッピーエンドではない作品なだけに、終盤はボロ泣きしてました(あはは)。
急いでアンケート書いて、出て来て、帰り道にまだずーっと余韻に浸ってて。

人は、何かを背負ったり、切り捨てていくことを繰り返して生きて行く。
それぞれの人生には、それぞれの「真実」と「答え」があって、それが良いか悪いかは決められるものではなくて。

背負ったもの全てを憎んでしまうには、弦次郎は優しすぎて。
背負ったもの全てを許してしまえる程、鏡吾は優しくなれなかった。

弦次郎の「信じ続ける強さ」
鏡吾の「切り捨てる強さ」

そして、全てを背負ったまま「生き続ける強さ」を選んだ弦次郎。

今の私には、同じような強さを持てるんだろうか。